【二元性意識の統合】ワンネス意識に向かう為のスピリチュアルメッセージ
二元性意識(二元性の思考)とは、陰陽、上下(関係性の区別)、表裏、優劣、、善惡、被害者・加害者などの考え方です。
本來は、一つの事柄に対して二つの原理がありそれが一対なのですが、善惡などのジャッジをする事が二元性の分離意識です。
この二元性の分離意識を自分の中で統合させていく事が、精神性を向上させワンネス意識に向かうコツです。
ワンネス意識を理解していても、自分の内側で二元性が統合されていないと本当のワンネス意識にはなれません。
怒りを出すのは良くない!
ネガティブな感情はいけない感情
などと思い、ネガティブな感情を閉じ込め無い事にしたり、怒りを感じたのにそれを封じ込めてしまう事が良い事ではありません。
ある方の
『怒りってネガティブなものなのだろうか?それって絶対に正しいの?それってジャッジしているのと違うの?
「スピリチュアルの二元論は良くない!」というのはジャッジしているのではないか?
これが悪党に利用できる余地を与えているんじゃないだろうか』
というご意見を目にしました。
その通りなんですよね!
私は
『二元論が良くないのではなく、二元性の意識からしてしまう否定やジャッジが良くないんです。
怒りや憎しみなどのネガティブな感情が良くないのではなく、ポジティブな感情もネガティブな感情もどちらも大切です。
ポジティブな感情もネガティブな感情のバランスを保つ事と、ポジティブな感情もネガティブな感情のどちらも自分にあるという事を認める事です。
どちらに偏っても不安定な心になります。
怒りや憎しみなどのネガティブだと思うような感情も大切な感情です。
それが自分の中にあるという事をきちんと認めずいつまでもジャッジしているから、その感情から解放されないです。
そしてまたネガティブな感情をジャッジしたり、二元論の中で良い・惡いという判断だけで氣づきを得ようとしないから、いつまで経っても二元性の分離のままなんです。』
と伝えました。
怒りや悲しみ・憎しみ・嫉妬・恐れなどは、一般的にネガティブな感情が無い人はいません。
怒りを出さないようにする事や憎しみを感じないようにする事が、精神性を高める事や本来の自分との統合に繋がる事ではありません。
もちろんその怒りや憎しみを相手にぶつけるのは違います。
その感情が出てきた事
その意味を知る事が大切なんです!
なぜそこに怒りを感じたのか?
それを掘っていってみる!
自分の内側ときちんと向き合って、怒りの根源を探ってみる!
また、相手に対して怒りが出たのならそれを相手にぶつけるのではなく、自分でその怒りを発散させる!
怒りを俯瞰してみる!
その感情によって解放するにはどれが一番なのかはその方の出てきた感情により異なりますが、いずれかの事できちんと自分から出てきた感情に向き合う事で、その感情の出所を知る事が出來たり、怒りを発散させる事で怒りが解放されスッキリする。などの変化が表れます。
このように感情を解放させていく事で、「自分の中にもこのような感情がある。」という事が腑に落ちれば、怒りや憎しみに対して「ネガティブな感情はダメだ!」というジャッジが無くなっていきます。
二元性とは、本來一対のものだからです!
紙のように、表があれば裏がある。
怒りを感じた出来事もきちんとその出來事を嚙み砕く事で、良い面も惡い面もある事が理解出来ます。
例えば、過去いじめにあって辛い思いをした。とします。
そこから、悲しみや虐めた人に対する憎しみ、寂しさ、怒りなどを感じます。
でもこの事によって
自分は痛みを知った事から他者に思いやりを持つ事が出來るようになった。
一人の時間を楽しめるようになった。
など、惡い事の反面では良い事も起きています。
また、いつも彼氏が出来なくて孤独感を感じている。
惡い側面:寂しい・孤独・愛されない恐怖心
などが出てきた。
良い側面:自分にしっかり向き合えた。孤独が悪い事でなないと思った。やりたい事に打ち込めた。
というように、その事に向き合い良い側面と惡い側面を知る事からも感情は解放されますし、ネガティブだと思っていた感情を認める事が出來ます。
そこから、二元性の分離から統合へと感情の変化が始まっていきます。
以前、「DSにも感謝する氣持ちもある。」と書いた事があります。
それは正にこの事です。
やっている事は自分達の財を成す事と人工削減に繋がる事ばかりで、それが良い事ではありません。
でも、このような事を知った事から自分の身を守る事や、添加物や化学薬品を使わない生活への変換が出來るようになりました。
また、自分らしく生きる事を決めて生活の為だけに働くのではなく、自分らしい生活をする事に目覚めた方も多いと思います。
このように、悪い面から良い側面を知ると、憎むべき相手にも感謝の気持ちすら出てきます。
このように一見惡い感情だと思う事から、良い面を知る事・自分にとってのメリットを探すという事をする事で、そのネガティブだと思っていた事も良い事に繋がる事を知る事が出來ます。
これが大切なんです😊
このような事を知る事で
全ての出來事や感情は、ポジティブとネガティブがある事
ネガティブな出来事の中にも同じだけポジティブが内在している事
が理解出來ます✨
ネガティブだと思っていた感情からも學びがある事を知る事で、その感情を否定するのではなく認める事が出來るようになります。
すると、どの感情も「良い・惡い」という判断をしなくなります。
だって、ジャッジした所で何の意味もないのですから!
ジャッジして自分の成長に繋がる事など何1つないのですから…
全ての出來事には、良い・惡いのどちらもあり、そのどちらもきちんと見抜く事!
この見抜く力を付ける事がワンネス意識になっていく為に必要な事です!
見抜く力を身に付けると、自分の中にある全ての感情をきちんと受け入れる事が出來るようになります。
また、自分の中にもあらゆる感情が混在している事が腑に落ちて分かります。
すると、今までネガティブだと感じていた感情さえも「自分の一部」と思えるようになります。
これが大切なんです👍
どのような出来事や感情からも、學ぶ事が出来ます。
そして、このように常に良い面と惡い面を1つの事から見られるようになっていくと、自分の感情に振り回される事もなくなります。
冷静に感じるだけで学びを得る事が出来ます。
全ての感情を受け入れる。
何が起こっても否定しない心になる。
それが二元性の分離意識から二元性の統合意識に変わり、ワンネス意識へと繋がっていく道筋です😊